CT Perfusion 研究会

本ワーキンググループは,2004年に発足後,2年間にわたり精力的に活動してきました.2005年からは,日本磁気共鳴医学会研究プロジェクト,および厚労省研究委託費ASIST-Japanとの密接な連携の下に活動し,その成果をCT/MR灌流画像実践ガイドライン2006として公にして所期の目的を果たし,終会となりました.このページは,その活動の記録です.

ワーキンググループの趣旨

CT Perfusion(CTP),MR Perfusion(MRP)は,急速に普及しつつある一方で,その撮影方法,解析方法は,使用するハードウェア,ソフトウェアに依存するところが大きいこともあり,施設毎に大きく異なっているのが現状である.これらの検査が,急性期脳血管障害を初めとする各種病態の診断,治療の最適化に有用性を発揮するためには,適応,検査方法,解析方法の標準化が必要と考えられる.

このような状況に鑑み,本ワーキンググループは,日本放射線科専門医会・医会の後援を受け,CT/MRI灌流画像の標準化に向けて,諸問題を検討することを目的とする.

目 標

具体的には,次のような目標をさだめて活動する.
    1.CT/MRI灌流画像の定量性の検証
    2.検査法,解析法の標準化の検討
    3.上記をもとに,CT/MRI灌流検査法の実践的ガイドライン策定

構成メンバー

代  表 佐々木真理 (岩手医科大学・放) 委  員 井田正博 (都立荏原病院・放)
アドバイザ 興梠征典 (産業医科大学・放) (50音順) 工藤與亮 (北海道大学・放)
宇都宮英綱 (福岡大学・放) 黒岩大三 (福岡大学・放)
庄内孝春 (札幌医科大学・放)
高木 亮 (日本医科大学・放)
三原 太 (九州大学・放)
百島祐貴 (慶應義塾大学・放)
山田 惠 (京都府立医科大学・放)
渡辺嘉之 (大阪大学・放)

活動記録

2004年7月16日 第1回ワーキンググループ開催 (東京) 議事録(PDF形式)
2004年9月16日 第2回ワーキンググループ開催 (福岡)  議事録(PDF形式)
2004年11月6日 第3回ワーキンググループ開催 (東京) 議事録(PDF形式)
2005年2月10日 第4回ワーキンググループ開催 (名古屋) 議事録(PDF形式)
2005年4月 9日 第5回ワーキンググループ開催 (横浜) 議事録(PDF形式)
2005年6月25日 第6回ワーキンググループ開催 (東京) 議事録(PDF形式)
2005年9月30日 第7回ワーキンググループ開催 (東京/MR学会研究プロジェクトと合同)
2005年11月5日 第8回ワーキンググループ開催 (東京/ASIST-Japanと合同)
2006年7月    CT/MR灌流画像実践ガイドライン2006 を発表 (MR学会研究プロジェクト,ASIST-Japanとの合同委員会)
2006年9月    CT/MR灌流画像実践ガイドライン2006(英文版) を発表 (MR学会研究プロジェクト,ASIST-Japanとの合同委員会)